病気がわかってよかったこと 1
夫は10年前に筋強直性ジストロフィと診断されました。
診断される前の夫はいつもイライラしてました。なぜかわたしの物を捨てようとするので、ケンカばかりしていました。精神的にも何かに追い詰められているような焦燥感があったと思います。
身体のキツさが気持ちに現れていたのかもしれません。
そんな状態からの診断だったので、しんどさの原因がわかって夫は安心したようでした。
わたしは今から思うと恥ずかしいのですが、四日間号泣し続けました。
何がそんなに悲しかったのか思い出せないくらいなのですが、とにかく泣き続けました。
一方、夫は穏やかになりました。
わたしの方は、四日間号泣したらスッキリして前向きな気持ちになりました。
深い海の底までいってタッチして浮かび上がってくるような感じでした。